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唐突ですが、お寺や神社にいったときのお参り。ためらいなくできますか?「新宿山ノ手七福神めぐり」のパンフレット(写真上)に出会って、カワイイ!という理由だけでめぐりに行きました。が、お参りのしかたがわからず......。昔からの風習をいい大人が知らないってのはマズいよ...と思い、その道のプロにお話を伺いました。

徒歩で約2時間半、電車やバスなら約1時間半でまわれるという、ざっくりJR新宿駅と飯田橋駅の間、直線距離にして5kmくらい(めぐるルートによって距離は違う)に点在する「新宿山ノ手七福神」

このかわいいパンフレットの企画者、経王寺のご住職、互井観章さんにお話を伺いました。

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互井観章(たがいかんしょう)さん

まずは七福神の起源から

いきなり「かっこよくお参りしたいんでお参りの仕方教えてください」は不謹慎っておこられそうだし、基礎的な質問からスタート。

――七福神ってなんですか?

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左から恵比寿、布袋、寿老人、福禄寿、弁財天、大黒天、毘沙門天、の七つの福の神。

「そもそも、お正月に『今年はこの方角がいい』と暦で言われる方角にある神様をお参りする『恵方詣り』という風習があったんですね。大漁の恵比寿さん、芸能成就の弁天さんなど、その年のいい方角の、ご利益のはっきりした神様にお参りするしきたりがあったんです」

それが室町時代から江戸時代(1603-1867)にかけて、たくさんの神様の中から、七つの神様という選ばれたユニットができたそう。一説には、上野寛永寺の天海僧正(てんかいそうじょう)の案で、徳川家康が画家の狩野探幽に七福神の吉祥画(きっしょうが)を描かせたのが始まりという話もあるそうです。

「明治、大正の時代を経ていくうちに、「七福神」が強調されるようになって、『七福神めぐり』というのが昭和に入ってから始まった。昭和20年代に本格的に七福神めぐりが設定されたんじゃないかと言われています」

神社仏閣ってこんなにポップだったっけ?なパンフレット

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通常のお寺&神社のイメージとは結びつかない方向性

――このパンフレットができたいきさつは?

「2008年の秋口から正月前にかけて作ったんですけども、地下鉄ができたりバスが廃止になったりしてもともとのパンフレットを改訂しなきゃいけなかったんだけど、改訂するくらいなら作り直したい、ちゃんとしたデザイナーにお願いして作り直しましょうよとずっと言っていたんです」

「偶然そのとき郵便局から「七福神の切手を作りませんか?」っていう話が舞い込んだんですよ。地域のいろんな史跡をもとにした切手があって、それを作りませんか?って」

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