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モバイル対応可能な燃料電池システム(写真提供:パナソニック)

仕事などに持ち歩くことも多いノートPCの電源が、近い将来燃料電池に取って代わるかも?
パナソニックは2009年12月25日、従来よりも出力が2倍(同体積比)という、メタノールを用いた燃料電池システムを発表しました。


この燃料電池は「直接メタノール型燃料電池システム」といい、平均出力20W(最大100W)を発生し、メタノール水溶液360ccで約15時間発電することが可能。比較的消費電力の大きい高機能ノートPCの駆動にも対応できるといいます。また従来課題とされてきた耐久性も向上し、1日8時間の間欠運転で5000時間の使用が可能とのことです。
こうしたモバイル対応燃料電池の開発の背景として、同社では「直接メタノール型燃料電池は、大気汚染ガスの排出がなく、内燃機関を利用した発電装置に比べて二酸化炭素の排出量を大幅に低減できる」としています。化石燃料を燃やしてCO2を出す火力発電に代わるエネルギー源として、同社が有望視しているのが燃料電池です。
同社では今回の開発を踏まえ、平均出力100Wの持ち運び可能な発電機を開発し、2011年から実証実験を行う予定です。これは例えば従来型の持ち運び型エンジン発電機と比べて、圧倒的にコンパクトなものになる見込みです。
また、この発電機と同社の高容量リチウムイオン電池モジュールを組み合わせた屋外電源の実用化も目指すとのことで、今回の技術開発はマイクログリッド(分散発電・地域発電)に道を開くものになるかも知れません。

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