Cyclo
シクロシティ富山で使用される自転車(写真提供:シクロシティ株式会社)

全く新しい仕組みのレンタサイクルシステム「シクロシティ富山」が3月20日に富山市でスタートしました。ICカードをタッチするだけで貸出手続きが完了し、30分以内の利用であれば何度借りても「無料」。パリなどヨーロッパ各都市では既に導入が進んでいます。


シクロシティ富山は、富山市とシクロシティ株式会社(千代田区)が事業契約を結んで導入したもので、電車やバス、マイカーでは網羅できない短距離の移動を担うのが目的です。富山市中心部に約300m間隔で15ヶ所のステーションを設置し、自転車150台が配備されます。
シクロシティ富山がこれまでのレンタサイクルと最も異なる点は、借りた自転車をどこのステーションに返してもOKという利便性を初めて実現した点にあります。自転車には個体識別装置が内蔵されているので、ステーションごとの自転車の台数の把握ができる仕組みです。
利用料金は定期利用が月額700円で、市内を走る路面電車「富山ライトレール」で使えるIC乗車カード「パスカ」を使用すれば月額500円。また、自転車レンタル時には毎回30分までが無料で、31分から60分までが200円、それ以降は30分ごとに500円の利用料金が発生します。ちなみに最大利用時間は24時間で、これを超過した場合は保証料として2万5千円が請求されます。
利用するにはシクロシティ富山のウェブサイトから事前登録が必要になります。利用料金の支払にクレジット決済を使用するのも特徴で、代金回収を確実に行うだけでなく、盗難を抑止する効果もあります。
パリでは同じシステムが「ヴェリブ」としてすでに導入されており、自転車による短距離の移動を活発化させるなどの効果を生んでいます。今後、シクロシティ富山が自動車優先の日本の道路事情にいかに適合し、定着していくかが注目されます。

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