僕にとって、2010年のブック・オブ・ザ・イヤーは『ゼロから始める都市型狩猟採集生活』(坂口恭平・著)だった。この本は、「もし無職・無一文で街中に放り出されたら、どうやって生き延びる?」という問いから始まる。そして、答えをホームレスと呼ばれる人々の生活術から得ようとする。いやあ、難しいことは一切書かれていないのに、革命的に危険な思想書なんですよ。その著者が多摩川の川原で一風変わった"家"を作っていると聞いて、どれどれと見物に行ってきました。

ケモノ道のようなところをずんずん進む

坂口さんは熊本県出身の33歳。早稲田大学理工学部建築学科に入学したものの、建築そのものに対する疑問が湧出、やがてホームレスの家(という言い方も変ですが)に関心を持ち、本格的に取材を始める──そんな面白いヒトなのです。

多摩川
冬晴れの多摩川

最寄り駅で坂口さんと落ち合い、現地に向かう。途中で彼の知り合いだというホームレスの人にご挨拶。

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gaienwalk06

新国立競技場がどれほど大きいのかみてきた
新しい競技場をつくらないで、いまある競技場を改修するエコな五輪にしませんか?という思いが高まったようです。

コメント

  1. ほんと「家」ってかんじですねえ。
    夫の昼寝の場所に(今は東北に長期出張中)いいかなあ、と思ったんだけれど
    「北海道」みたいに寒冷地は無理っぽい気がして。
    発想はとても独創的で現実的。
    今度は寒冷地対応(滞応?型でもいいような)のモバイルハウスの
    作り方の本を出してください。お願いします。
    北海道にホームレスが定住できず、東京方面へ行ってしまうのは
    やはり、北海道の気候のあまりの厳しさが何よりの原因です。
    市内でも、北区の方になると、遭難しそうになるところが
    たくさんあります。

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