「いいもの」を探す

ここの場所は陸沿いに大きめの岩が転がっているエリアがあり、そこから沖に10メートルもいくと砂地になっていて、それが何百メートルも続いている。

まずは全員で岩場を散策して、「いいもの」を探す。

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彼らに寒いとか眠いとかいう感情はないらしい。

ここでいう「いいもの」とは、食べられる種類のカニや貝がメインなのだが、それだけが目的ではなく、変なクラゲや珍しい漂流物なども「いいもの」に入る。どこかの釣り人がロストしたルアーなんていうのも「いいもの」だ。

波の音すらしない干潟で、いい大人が「こっちきてー!」「いいのあったよー!」という声をあげている。「いいもの」をみつけたら、誰かに見てもらいたいものなのだ。

この場所には何度も来ている友人達だが、海は来るたびに違う表情をしており、そこにある「いいもの」は毎回違うという。真冬の海というちょっとした罰ゲームみたいな場所なのだが、確かにクセになりそうな興奮がここにはあった。

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地味なカラーリングのナマコを発見。

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カニもいたけれど、求めている食用のカニとちょっと違う。

この日はさすがに水温が低すぎたらしく、狙っていた種類のカニや貝は不発に終わったが、それでも何種類もの生き物を見ることができた。

真っ暗な闇の中で、ライトを頼りに「いいもの」を探しているとき、私の頭の中では「ルパン三世のテーマ'78」が流れている。

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コメント

  1. 地球のココロを見つけて、拝見しました♪
    ユーモアと理性あふれると言うのでしょうか,うまく言えないですが、
    ステキなこの記事に拍手を送ります。
    >漁業権がないということと、なにをどれだけ獲ってもいいということは違うと思う。

    この部分には痛く惹かれるものがありました★

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