砂地でバカガイを探そう

岩場を一回りしたところで、次は沖の砂地へと移動。

ここの干潟は遠浅なので溺れる心配はまずないのだが、アカエイという毒針を持った魚がいて、それを踏むと大惨事となる。決して一人では夜の海に近づかないのが鉄則なのだ。

砂地には陸上の落ち葉のように無数の貝が落ちているのだが、ほとんどが貝殻のみで生きているものはとても少ない。

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競馬場に落ちている馬券くらいハズレばかり。

ここで狙うのはバカガイという種類の貝。この中から中身の入った生きた貝を探すのは、落ち葉に埋もれたキノコを探すようなものなのだが、干潟黒帯の友人に言わせると「生きている貝は3Dに見える」らしい。

最初はなんのことやらと思ったが、生きた貝は貝殻が合わさっていて厚みがあるので、なるほど確かに浮き出ているように落ちている。これは確かに3Dだ。

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これがバカガイ。3Dに見えませんか?

しばらくは歩いてバカガイを拾っていたのだが、そのうち一人が冷たい海に手を突っ込んで、砂の中にいる貝をほじくり出した。どうやら当たり前だが砂の上よりも砂の中の方が多いらしい。

こうなるともう全員が後先を考えず、砂に手を突っ込んでの寒中潮干狩り大会がスタート。私は軟弱なのでゴム手袋をしていたのだが、ほかのみんなは全員素手だ。

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収穫のくらべっこ。ここにいる人間、全員精神年齢が小学五年生くらいだと思う。

なんとなく電気を消して空を見上げたら、星がきれいだった。

しばらくかがみこんで星を見ながら手の感触だけで貝を探していたのだが、首が痛くなったのでやめた。

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コメント

  1. 地球のココロを見つけて、拝見しました♪
    ユーモアと理性あふれると言うのでしょうか,うまく言えないですが、
    ステキなこの記事に拍手を送ります。
    >漁業権がないということと、なにをどれだけ獲ってもいいということは違うと思う。

    この部分には痛く惹かれるものがありました★

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