虫踏漁の方法

ザザムシを獲るための虫踏漁は、まず川の下流側に四つ網をつっかえ棒で斜めになるように構え、その上流で刃のついていない鍬を使って石をひっくり返して、石の裏をガンジキでゴシゴシと文字通り「虫踏み」をする。

これによって石からはがされた虫が流されて、セットされた網へと入っていくという、石の裏の住む虫を効率的に獲ることができる、よく考えられた方法だ。

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なかなかの重労働。今日は温かいからまだいいけれど、寒い日はきつそうだ。

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ガシガシと虫を踏む。まさに虫踏み漁ですね。この漁が楽しくて仕方がないらしい。

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ギャー。コロンと丸まったザザムシ達。一日がんばって1~2キロ程度の水揚げだそうです。たったそれだけとも思うが、そんなに獲れるのかとも思う。

ここで獲れるザザムシの種類は、圧倒的に多いのがクロカワムシで、たまに大物のマゴタことヘビトンボ。そしてごく少量だがカワゲラが網に入る。

昔はこの普通っぽいヴィジュアルをしているカワゲラが一番多かったそうだが、環境変化の影響なのかいつのまにかクロカワムシばっかりになってしまったそうだ。ザザムシというくくりでは一緒なのかもしれないが、なかなか大胆なすり替えである。

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左が一番多いトビゲラ、右がマニアに人気のマゴタことヘビトンボ。ワシャワシャワシャワシャ。

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昔はこのカワゲラが一番多かったそうだが、今ではごく僅か。これならイナゴを食べるのと変わらないかな。

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右からザザムシを獲る人、写真を撮る人、転ぶ人。

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ちょっとやらしてもらったのだが、潮干狩りに似た楽しさがある。なるほど、これは夢中になれる。私がここで定年を迎えたら、絶対にやるな。

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何重にもなったザルに入れておくと勝手に下に潜っていくので、ゴミを残してザザムシだけが網に収まる仕組み。

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コメント

  1. 伊那谷在住の者です。
    しっかり取材されていて、地元としても嬉しいコラムでした。

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