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高コストでアブナイ原子力発電への依存を少しでも減らすべく、ソーラーパネル1枚で始めた太陽光発電。しかし出力はわずか5Wで、早くも「電力不足」に直面。そこで事態を打開すべく、新たに出力40Wのパネルを追加してみました。はたして安定供給は実現するのか!?

ナゾの無計画停電発生!

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5Wのソーラーパネルで発電開始しましたが・・・

前回のコラムでもご覧のとおり、安全対策込みの総額約1万円でスタートした筆者の太陽光発電。液晶テレビを見ながら「自分でも自然エネルギー発電ができる!」と、すっかり有頂天になっておりました。

ところが発電を始めて数日、いつものようにテレビの電源スイッチを入れると、15分くらいが経過して突然、画面が真っ暗に。「むっ、どうした?まさか配線がショートでもしたか!?」 コードに異常はありませんし、ACアダプタをつないでスイッチを入れると普通にテレビは映ります。

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突然、テレビが消えた

「・・・発電量以上にテレビを見ていたのか!」

調べてみると、こういうことでした。以前のブックガイド・コラムで紹介した本『初めての太陽光発電』(パワー社刊)によれば、太陽光パネルの1日の発電量を算出する際には日照時間ではなく「平均日射時間」を使うべき、とあります。

これは平たく言えば「太陽光パネルがフルパワーで発電できる、1日当たりの平均的な日射時間」のこと。太陽光発電に最も適しているのは昼前後の明るさで、朝夕の弱い日射では定格通りの発電はできません。

前回のコラムでの筆者のおおざっぱな試算では、1日8時間程度発電できていることになっていましたが、甘い甘い。東京付近の平均日射時間は約4時間ですので、その他の損失を考慮しないでも、せいぜい5W×4時間=20Wh程度、すなわち筆者の液晶テレビ(消費電力40W)の30分程度の電気しか実際には発電できていないのです。

つまり、1日平均1時間程度テレビを見るとして、実際に太陽光発電の電気で見ていたのは30分で、残り30分は充電用バッテリーに残っていた電気で見ていたが、バッテリーが空になったと同時にテレビの電源が落ちた・・・というのが真相でした。これはまずい!

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コメント

  1. おせっかいで失礼ですが、出力電力と時間を掛けたものは 180Wh になります。
    ところで良いことをやっておいでですね。私も導入を考えているところです。
    さらなるご発展をお祈りし、今後も投稿をご参考にさせていただきます。

  2. ハムらぢを様、
     
    コメントならびにご指摘をありがとうございます!
    2ページ目、180Wを180Whに訂正させていただきました。
    ホントは屋根にパネルを上げたいのですが、借家でもあり、どうしたものかと。
    試行錯誤しながら続けたいと思います。
    発電じたいはカンタンに出来ますので、ぜひ導入してみてください。

  3. 記事を読むと、むしろ太陽光は案外と導入コストもかかるし、発電できる時間も少ないし頼りないというように読めるのですが。原発賛成なわけではないのですが、斉藤さんの紹介の仕方では逆効果ではないかと思います。そもそも最初から期待しすぎなところで、事後的に問題を発見してるのが、太陽光を売り込むためにはネガティブだと思います。もう少し事前にお調べになって、きちんと合理的な予想をしてから、ポジティブな結果を報告したほうが、斉藤さんの思われてる方向にメッセージが伝わりやすかったのではないでしょうか。

  4. おにょさん、
     
    コメントをありがとうございます!
    ご指摘の面もあるとは思いますが、逆に言えば、筆者のつたないレベルでも、この程度のことはわりとカンタンにできてしまうんです。
    きっとおにょさんがチャレンジすれば、もっとスマートなシステムが作れますよ!
    ぜひ自然エネルギーへのシフトを体験してみてください。
    雨水タンクづくりの記事でも書きましたが、日常の消費生活では得がたい「豊かさ」が感じられると思います。

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