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いつかは田舎暮らしをしたいと思っている私が、地方に移り住んだ人達の体験談を聞いてみるシリーズの第4弾は、畑の近くに住みたくて秋葉原まで二時間掛けて通勤している人。

きっかけは狩猟免許の取得

田舎暮らしインタビュー4人目は、神奈川県相模原市の自宅から、車と電車で秋葉原まで二時間掛けて通勤をしている飯野さん。四人目にして初となる、通勤型田舎暮らしを実践しているお方である。

元々は横浜に住んでいた飯野さんだが、イノシシ狩りは楽しいぞと友人に勧められて取りに行った狩猟免許の試験会場で、後に「師匠」となる人に出逢う。狩猟免許を取るという発想がすでに普通じゃないですね。

師匠から相模原にある畑を借りると、毎週末二時間かけて農作業をしにいくようになった飯野さん。畑のある場所がすっかり気にいってしまい、会社の同僚を巻き混み、畑近くに一軒家を借りて一緒に移住をしてしまったのだ。

田舎暮らしの必需品である自動車の運転免許は、引越しを決めてから急いで取得。狩猟免許が先で自動車運転免許が後という、ちょっと変わった人生なのである。

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会社の同僚と二人で住んでいる4LDKの一軒家。畑は近いが会社は遠い。最寄りの橋本駅までは車で30分!

遠距離通勤というライフスタイル

この日は養蜂の準備作業をするということで、師匠の隠れ家へと移動。飯野さんの作業をぼんやりと眺めながら話を伺わせていただく。

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右が田舎暮らしをはじめた飯野さん。そして左が師匠。オシャレなシャツだなと思ったら、師匠の本職は洋服屋さんだそうです。

いくら畑が近くなったといっても、毎日片道で2時間、往復4時間の通勤は大変だろうなと思ったが、IT系の会社に勤めているため在宅勤務がある程度可能なこと、さらには忙しい時期だと会社に泊りこんでしまうことも多いため、毎日必ず通勤という訳ではないそうだ。

最寄り駅までは車で30分。バスも走ってはいるが、帰りが遅い日も多いので駅前に平日限定の駐車場を借りている。もっと駅の近くに住むという選択肢もあったと思うのだが、そうすると借りられる家が狭くなってしまい、庭で苗を育てる庭がなかったり、保存食を置く部屋がなかったりと、せっかくの田舎暮らしが満喫できない。

飯野さんにとって、勤務先を変えることなく、田舎暮らしを最大限に楽しむためのライフスタイルが、今のこの生活のようだ。

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師匠が友達と立てた小屋。まさに大人の隠れ家だ。

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小屋の中にはかわいいストーブ。男のロマンが揃っているね。

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このキッチンで私も料理がしてみたい。

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朝掘りのタケノコがお出迎え。ビールをたくさん買ってくるべきだったか。

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奥には憧れの炭焼き小屋まであった。

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その辺の木も食えるもの多数。これはウコギ。新芽をお浸しにするとうまい。

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コゴミがそこらじゅうに生えている。いいなー。

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隣の小屋ではウコッケイがコケッコッコー。

狩猟免許の会場で偶然出会った師匠からは、畑のこと、養蜂のこと、狩猟のこと、山菜採りのことなどを、毎週のように教えてもらっているが、まだまだ聞きたいことがたくさんあるという。

「師匠が元気なうちに習わないと」と笑う飯野さん。

「インターネットよりおもしろいよ」と笑い返す師匠。

こんな素敵な師匠を見つけられて正直うらやましいが、これは飯野さんの人柄があってこそなのだろう。

とりあえず私も狩猟免許をとろうかな。

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四十年後の自分がこんな感じだといいな。

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ここがまたいい景色の場所なんだ。

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コメント

  1. 多分取材地がかなりご近所かと思われます(笑)私は実家なのですが、まさに都心まで二時間通勤にヘトヘトな日々を送っております。地元は好きですが、田舎にずっといると意外とその良さを活用出来てない人も特に若い人には多いのかな、と思います。読んでいて、都会の人の考え…とも少し思いましたが(すみません)、私も飯野さんまでとはいかないまでも、田舎の暮らしを見直してもっと満喫してみようという気持ちになりました。

  2. 田舎暮らしは楽しいですが・・・
    最低限必要なものがあります。
    1)体 力:自然を相手にするので制限時間なしの肉体労働に耐える体力が必要です。
          
    2)資金力:田舎生活の労働は換金性に乏しいので現金を得る仕事があると選択肢が広が      ります。
    3)融通性:おせっかいな地元の人々の仲間に溶け込む心の融通性が必要かと。
    お金を出来るだけ使わない田舎生活は体力と根性が継続のポイントになる気がします。

  3. いいですね

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