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波打ち際、というより港によくあるブロック、消波ブロックといえばご存知だろうか。なんと、あのコンクリートブロックにアミノ酸を混ぜると、藻が生えやすくなり、魚が近寄ってきたりするらしい。
アミノ酸と言えば、健康補助食品やだしの素などで食べるものだが、最近は化粧品にも使われている、ということまでは知っていたが、コンクリートに入れるとは一体何事だろうか。開発した「味の素」さんと消波ブロックのメーカー「日建工学」さんにお話を伺った。

そもそも、アミノ酸ってなんでしたっけ?

アミノ酸には、生き物の体を構成したり、体の栄養になったり、食べ物の味をつくったりする機能がある。昆布のうま味成分として知られるグルタミン酸や、ハードな運動を行うスポーツ選手が利用するスポーツサプリメントなどに含まれるBCAA(バリン、ロイシン、イソロイシン)などがアミノ酸の代表格だが、他にもいろいろな種類がある。名前がつくと特殊なもののように聞こえるが、私たちは基本的には日常の食事のなかでおのずと必要な分を摂取している。

たんぱく質はアミノ酸が集まったもので、私たちは、肉や魚などのたんぱく質を消化してアミノ酸にまで分解し、それを体内に吸収している。

ちなみに発酵食品はたんぱく質を微生物が分解してアミノ酸にしてくれているものなので、吸収しやすく体によいのである。納豆は体によい、というのは既に吸収しやすいように納豆菌が分解してくれているからなのだ。

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コメント

  1. こんにちは。
    テトラポッドとしては画期的な発明かもしれませんが・・・
    先日、とあるNPOのお話を聞く機会がありましたが、
    テトラポッドは海岸線を変な形に侵食してしまうとお話していました。
    ウミガメの産卵を妨害したりという弊害もあるし、
    テトラポッド自体が自らの重みで沈んでしまうため、
    ゲームのテトリスの様に永遠に積んでいかなくてはならないそうです。
    人工物の無意味さが今回の地震で明らかになりました。
    テトラポッドもその一つじゃないかと私は思ってしまいますが、
    現在の生活を維持するには必要なんでしょうね。。。多分。
    「撤去」を求める声もあるようですから、
    まぁ、そういう意見もあるとココロの片隅に置いて頂ければ幸いです。

  2. taka_taka_7さん
    コメントありがとうございます。
    仰るとおり、消波ブロックは景観上の問題が特に指摘されております。また波の動きを変えるものなので、それにより別の場所の海岸線の侵食が起きる可能性もあると考えられます。
    そもそも消波ブロック(※テトラポッドは商標です)は、波が砂浜を削ってしまうのを防いだり防波堤を保護する目的で使われます。
    消波ブロックがなかった時代は、ダムがないこともあり山からの土砂が下流に供給されていたものの、現在ではダムの影響で土壌の下流への供給が減っていることも侵食速度が増している要因と考えられています。
    また、海岸近くに家も少なく人の暮らしへの影響が少なかったということもあるかと思います。
    環境保全というのは、いろいろな見方、時間感覚で考えなければならないと考えますが、今回の地震は500-1000年スパンの災害です。これに対する対策と同時に毎年来る台風などの影響も考慮しなければなりません。台風が1シーズンに数回直撃するなどした場合、年間数メートル規模の侵食も起こりえます。
    この自然の猛威にどこで妥協を見出すか、が課題であろうと私自身は考えています。一つ一つの場所についても検討が必要で、仰るとおりウミガメの産卵地に関しては消波ブロックを置くべきではないと思います。
    この場合は、ウミガメの生存にとって決定的な影響があるからです。
    一度置いてしまった消波ブロックを撤去するのは、これまでの行政のあり方を見ると難しいように思いますが、まったく不可能と言うわけでもなく愛知県豊橋市の二川漁港海岸では消波ブロックを撤去し、別の手法で護岸を行う試みが行われています。
    二川漁港エコ・コースト事業
    http://www.city.toyohashi.aichi.jp/bu_sangyo/nouchi/kaigan/ecocoast.html
    消波ブロック以外にも、人工リーフというサンゴ礁と同じ効果を狙った方法もあり、そちらはウミガメの産卵にも影響が小さいとのことです。ただし、構造物を海底につくるためコストがかかります。
    侵食するのをどこまで許容できるか、侵食をとめるにはどんな方法があって、それぞれのコストがどこま負担できるのか、ということを考えていかなければならないと痛感する次第です。
    アミノ酸入りの消波ブロックは、人工物を置くのならなるべく自然環境に近いもの、という開発動機のもので効果の検証はこれからですが、既存の消波ブロックより自然環境への影響が少なくできるのではないかと期待しています。
    参考)
    離岸堤や人工リーフなどの海岸保全施設の役割と効果について(福井県砂防海岸課)
    http://www.pref.fukui.jp/doc/sabou/kaiganwork/kaigansisetuyakuwari.html
    …海岸保全の手法がまとめられています。
    宮崎海岸赤江地区(通称:赤江浜)の災害復旧計画の概要について(宮崎県)
    …台風による海岸線の被害状況や、復旧穂法として人工リーフが採用された理由など。
    http://www.pref.miyazaki.lg.jp/contents/org/doboku/kasen/akae_koji/outline.html

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