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主に途上国の低所得者を対象に、無担保で低額のお金を融資して、経済的自立を促す「マイクロファイナンス」というしくみがあります。貧困の解決が目的のこのしくみを利用した投資商品が若い人にも人気というので、話をききました。

返済率は何と98%

「貧困からの自立を支援するマイクロファイナンスの返済率は98%。貸し倒れが少なく、ビジネスとして成立している貧困解決プログラムです」

今回お話をうかがったのは、大和証券(東京都千代田区)の山本聡さん。山本さんは、同社でマイクロファイナンスや途上国へのワクチン支援などを投資によって支援し、社会問題の解決を図る取り組みである「インパクト・インベストメント」を担当しています。

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大和証券・山本聡さん

大和証券では2008年3月から、インパクト・インベストメント関連の投資商品として、個人向け債券を発売。現在、インパクト・インベストメント関連債券の国内販売実績では約7割も占めているそうです。その中からマイクロファイナンスについて、もう少しだけ詳しく説明を。

「マイクロファイナンスの原型は1970年代、バングラデシュ国内で始められた、貧困層に少額を無担保で融資するマイクロクレジットに求めることができます。これまで銀行が見向きもしなかった貧困層に融資することで、人々はその資金を元手に商売などをおこし、経済的自立をめざすことができるようになりました」(山本さん)

そうしたマイクロクレジットに大きな転機が訪れたのが2006年。グラミン銀行のムハマド・ユヌス総裁がノーベル平和賞を受賞したことで、マイクロクレジットは貧困解決の手段として大きく注目を集めました。現在、貧困層を対象とした金融サービスは少額融資に加えて預金や送金、保険などにも広がっており、これらを総称して「マイクロファイナンス」と呼ばれています。

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