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制服向上委員会(写真提供:アイドルジャパンレコード)

ついに「脱原発アイドルユニット」現わる!? 「原発やめろデモ」などに登場して、振り付けも軽やかに「ダッ!ダッ!脱原発!」と歌う制服姿の女子高生ユニット・「制服向上委員会」に直撃インタビューしました。「アイドル×脱原発」という、意外な組み合わせの理由とは?

今回お話をうかがったのは、制服向上委員会の会長でシンガーソングライターの橋本美香さんと、同9代目リーダーの小川杏奈さんです。

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(左から)小川杏奈さん、橋本美香さん

歌いながら考えてきた

――筆者が最初にみなさんを見かけたのは、6月11日の新宿・原発やめろデモの会場でした。「アイドルが脱原発?!」と驚いた覚えがあります。8月6日の東電本店周辺での原発やめろデモでも、あの蒸し暑い中を参加していましたね。

橋本さん 実は、制服向上委員会は1992年の発足当時からメッセージソングを歌っているんです。2003年のイラク戦争の開戦時には、戦争反対をテーマに「World Peace Now」という唄を歌いましたし、今回の東京電力福島第一原発事故を目の当たりにして、今、原発問題を歌にするべきじゃないかと感じていました。

小川さん 私たちが「ダッ!ダッ!脱・原発の歌」を歌うとなった時、最初は、どういう反応が来るのかなと、正直いって怖かったんです(笑)。けれども、ユーチューブに歌がアップされると3日間で3万回も視聴されて「こんなに注目されるのか」とビックリしました。ニュースやいろいろな方のお話から原発事故のおそろしさを知る中で、今、この歌を歌わなきゃ、と思っています。


「ダッ!ダッ!脱・原発の歌」PV

――「ダッ!ダッ!脱原発!」ってフレーズ、一度耳にすると、なぜか後を引くんです(笑)。ところで最初にみなさんを見た時、「アイドルが脱原発とは、時代も変わったものだ」と思う一方、何も進んで「火中の栗」を拾わなくたって、とも感じたものです。みなさんや歌に対して、様々な反応があったと思いますが。

橋本さん 世の中には原発について賛成の人もいれば反対の人もいるし、その理由も様々だと思いますが、例えばデモ会場に来る人は「原発やめろ」という人たちばかりなので(笑)、そこで歌うことにやりづらさを感じたことはありません。

ただ、「10代の女の子たちが意味も分からず歌わされているのでは」という視線を感じる時はあります。けれども、私自身を振り返ると、15才の時に制服向上委員会のメンバーになり、歌を通じていろいろな社会問題に触れる中で、自分の頭で考える力を養うことができたと思っています。

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新宿・原発やめろデモで(6/11)

小川さん これまで原発問題について、学校でも全く教えられてこなかったですし、このグループに入らなければ、原発が必要なのか不要なのか、ちゃんと自分で考えることはなかったと思います。この曲を歌うことが、原発について考えるきっかけになったし、同い年の人たちにも、この問題を真剣に考えてほしいです。

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新国立競技場がどれほど大きいのかみてきた
新しい競技場をつくらないで、いまある競技場を改修するエコな五輪にしませんか?という思いが高まったようです。

コメント

  1. 斉藤さんのブログ、拝見しました。制服向上委員会いいですね! AKB48より好きです(笑
    原発問題は、NEXT Generationの問題でもあります。彼らがより深刻な影響(環境&経済)を受けますから。でも今の若い世代の大多数は、年寄りみたいに「見て見ぬふり」をしています。でも
    彼女たちの大胆で元気なメッセージに触れて、少しでも自分の頭で考えて、自分の足で行動する
    自発的なアクションをしてもらえたら、という願いを込めて投稿します。
    梶間@トランジションタウン小金井/トランジション・ジャパン映像ワーキング・グループ

  2. 梶間@TTKさん>
     
    コメントありがとうございます!
    おっしゃるとおりです。誰にとっても原発問題は「自分ごと」です。
    ところが社会全体が「見ざる、聞かざる、言わざる」のまま来てしまった結果が、今日の事態を生んでいるのでしょう。
    「フクシマ」も、のど元過ぎれば忘れるのか、そうではなくするにはどうするのか、が問われていると思います。

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