oosaki_top.jpg

いつかは田舎暮らしをしたいと思っている私が、地方に移り住んだ人達の体験談を聞いてみるシリーズの第6弾は、転勤で佐渡島へとやってきたギター職人さん。なんだそりゃ。

ギターが好きな青年が業務命令で佐渡島へ

今までのインタビューでは、自らの意思で田舎へと移住した人の話をきいてきたが、今回は勤め先からの業務命令で、本人の意思とは関係なく佐渡島に住むことになった人のお話。前回の望んで佐渡に移住した人のインタビューとあわせてお読みください。

oosaki_IMG_1347.jpg
ESPでギター職人をしている大崎さん。

岡山県出身の大崎さんは、地元の高校を卒業すると、大好きなギターを勉強するために上京し、エレキギターなどをつくっているESPというメーカーが経営するクラフトマン養成学校、ESPミュージカルアカデミーに入学。卒業後にそのままESPへ入社し、長野にある木曽工場で一年務めた後、すぐに佐渡工場へと転勤。そのまま18年間が経った。

あのESPのギター工場が、まさか佐渡にあるとは知らなかった。ところでアルフィーの高見沢さんはESPのオリジナルギター(こんなの)を使っているそうだが、大崎さんはどちらかというと坂崎さんに似ている。

oosaki_IMG_1366.jpg
インタビューというか、居酒屋での雑談です。

「創業者が佐渡出身で、企業誘致の第一号で工場ができたんです。私は岡山出身なので、佐渡ってどんなとこなんだろうとすごく不安でした。佐渡って金山の佐渡?くらいの認識。パスポートとらなきゃってあわてたくらい。でも、実際に来てみると、佐渡のエメラルドブルーの海の美しさにノックアウトされ、ここなら暮していける!って思いました。」

そんな大崎さんは、佐渡でどんな生活を送っているのだろうか。

「正直、長野の木曽のときよりも、こっちのほうがモノは手に入ります。離島というより、地方都市という感覚。宅配も佐渡が離島扱いになっていないところがあるので、通販もできますし、大通りにでればツタヤやミスドもありますからね。普通に生活するには困らないです。」

oosaki_IMG_1113.jpg
モスバーガーだってありますよ。

前回インタビューした今泉さんは、佐渡でも田舎の方にあえて住んでいたが、大崎さんが住むのはフェリーが発着する両津港の近くで、比較的栄えている場所。同じ佐渡島でも、住む場所によって、生活スタイルはだいぶ違うようである。今泉さんが特殊すぎたというのもあるけれど。

「家は小さい一軒家を借りて一人暮らしです。家賃は都内と比べれば段違いですけど、このあたりはそんなに安くないですよ。アパートとかは新潟などとそんなに変わらないです。離島なので油が高いですね。今日なんてレギュラーガソリンが165円ですよ(9月上旬の話)。むこうのハイオクくらいはしますね。冬場は灯油代だけで月1万を超えます。」

oosaki_ie.jpg
大家さんの離れを借りての一人暮らし。ちなみに佐渡は軽自動車率がすごく高い。

東京に比べて土地や家賃が安かったり、魚や野菜をもらう機会も多いけれど(大家さんからカニをもらったりするらしい)、テレビや車などの工業製品は逆に少し高くなってしまうこともあるし、人件費が安いからといって、コンビニの商品やミスドのドーナツが安くなるということもない。

田舎暮らしだと生活費が安くなるというイメージがどうしてもあるが、普通に暮らせば普通にお金は掛かる。まあ当たり前なんですけどね。

1 2 3

ピックアップ

tandoor08

楽しい!おいしい!ケータイタンドールの魅力
ケータイタンドールと名付けた調理器具。魚も肉もジューシーに焼き上がるそう!

このページの先頭へ