佐渡島の楽しみ方

大崎さんにとって、別に来たくて来た訳ではない佐渡島。エレキギターを愛する彼に、ここでの楽しみはあったのだろうか。なにもなかったら、さすがに18年も住んでいないだろうけど。

「いわゆる若者向けのおしゃれスポットみたいなものは、都会に比べるとないですよね。ライブを観たり、遊びに行くんだったら、新潟に渡ります。でもフェリーが遅くまでやっていないから、どうしても宿泊が前提だから、お金は掛かりますね。」

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趣味が米作りとかならいいんですけどね。

そういえば大崎さんと私の出会いは、東京の小さなライブハウスだった。そこでのライブを観るためだけに佐渡からフェリーに乗って新潟に渡り、夜行バスで東京にきたという話を聞いて驚いたのだった。移動にチケット代の何倍の金が掛かるんだ。

趣味がライブだけだったら佐渡の生活は合わなかっただろうけれど、幸いなことに大崎さんは釣りが大好き。

「物心つく前から釣竿を持っていましたからね。会社帰りにペペっといって、ピュっと投げて、サっと釣って帰って、さばいて食べる。夕飯のおかず代が掛からない生活です。まあ、魚は圧倒的に買った方が安いですけど(釣り道具はけっこう高い)。

実はこのインタビューの前に、ちょろっと一緒に釣りをさせてもらったのだが、やはり関東の防波堤あたりとは魚影の濃さがだいぶ違う。海はもちろん、川も湖もあるし、佐渡は釣りが趣味なら相当楽しめる場所だった。やっぱり、佐渡はいいなあ(だいぶ移住したくなっている)。でも、ライブも気軽に観たいしなあ。

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一瞬で魚を釣った大崎さん。詳細はこちらの記事をご覧ください。

自らの意志ではないといいつつも、なんだかんだで佐渡の暮らしをけっこう気にいっているようだが、なにか不満はないのだろうか。

「ちょっと便利になりすぎちゃったかな。ははは。っていうのは冗談ですけど、昔に比べて環境が汚れてきたところもあります。たとえば、川や磯にゴミを捨てて、朝になればきれいになっていると思っている人がいる。それはきれいになったんじゃなくて、別の場所に流されただけ。昔はそれで許されていたところがあるのかもしれませんが、びっくりしますよね。」

初めて佐渡にきた私にはいいところしか見えないけれど、やっぱり住んでいる人にはいろいろと見えてくるものがあるようだ。

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