佐渡はあくまで離島

転勤で佐渡にきた大崎さんには直接関係ない話だが、やはり佐渡で就職しようとすると、いろいろと大変なようである。

「聞いた話ですけど、ハローワークは混んでいるみたいですね。でもそれは全国的な問題じゃないですか。佐渡は海が荒れると船が欠航してものが届かない場合があるから、製造業などの企業が来ないみたいです。うちは自社工場だからまだいいですが、これがもしどこかの下請けで、納期を絶対守れよっていう状況だと、今日は海がしけているから発送できないっていうのじゃ困りますよね。」

そうだった。佐渡島は上陸してしまえば普通の地方都市なのだが、船か飛行機でしか行けない場所。特に冬場は海がしけてしまうことも多いそうだ。

「たまにどころか、結構欠航しますよ(ニヤリと笑いながら)」

大崎さんはダジャレ好き。

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カーフェリーがまた高いんだ。

フェリーが欠航して困るのは、納品を控えた企業ばかりではないだろう。友人の結婚式に行こうと思ったら欠航ではシャレにならない。やはり離島に住むには、本気でメリット、デメリットを考えなければならないようである。これを離島のメリットウ、デメリットウ問題という。はい、このダジャレを大崎さんに捧げます。

すでに18年間佐渡に住んでいる大崎さんだが、今後もここに住み続けたいのだろうか。東京に戻れといわれたら戻りますか?

「…そうですね。東京というか、どちらかというと、西には行きたい。佐渡は好きですが、実家が岡山で、両親もだいぶ年なので。」

私の母親も今は近所に住んでいるが、いきなり我が家だけ佐渡に移住したら、いろいろと困ることも出てくるだろうな。主に私が(いろいろと頼っている部分があるので)。

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海がきれいだからっていうだけでは、なかなか移住はできないですね。

佐渡島という場所はとても気に入ったのだが、それは季節や天候、出会った人に恵まれていたからかもしれない。とりあえず、今度は厳寒の佐渡にきて、別の角度から田舎暮らしを検討してみようと思う。

大崎さんに言わせると、「佐渡での雪にまみれる冬は朱鷺メキ!」らしいです。はいはい。

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