全部が手作業の稲刈り体験

「僕らの酒」での稲刈りは、去年まで稲刈り機(バインダー)を使っていたそうだが、今年は機械を使わない手刈りに挑戦。

私は今回が稲刈り初体験なのだが、稲を左手で押さえて、右手に握ったのこぎり鎌でザクっと刈り取る感触は、「これぞ収穫!」という感じで、それはもう大変に気分がいい。なんだか日本人にとっては遺伝子レベルでの喜びがある手ごたえなのだ。

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女性を中心に、手作業での稲刈りをおこなう。

農作業に一回だけ参加できる賛同会員としてやってきた、以前桃狩りに一緒に行った(この記事)ニフティの池田さんと半田さんも、「これは私が育てたお米なのよ!」といわんばかりの雰囲気で稲刈りを楽しんでいる様子。さすが桃の木オーナー達、来年は酒造り会員になって、この稲の共同オーナーになっているかもしれない。

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桃狩ーる(ガール)から稲刈ーる(ガール)へと生まれ変わった二人。「私、自然と向き合うのが好きみたい!」だって。

もちろん刈り取った稲は天日で干すのだが(はざ掛けというそうです)、今日は稲を干すためのはざ作りからの作業となる。

男性陣がすぐ隣の山から大量の竹を切りだしてきて、農業指導にきていただいた方から教わりながら、稲の刈り終わった田んぼに次々とはざを作っていく。

はざ掛けで2週間干した後、脱穀、籾摺りをして、ようやく酒造りの工程へ。

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竹を切りだすところからというのがすごい。ちなみに春はタケノコ掘り放題だそうです。

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とってきた竹を農業指導の方に教わりながら、三本一組で縛っていく。この縛り方にも、当然コツというものがある。無人島に漂流する可能性がなくても知っておきたい縛り方だ。

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結んだ竹をテントのように立てて馬を作り、長い竹を掛けて、稲を干すための「はざ」にする。

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刈り取った稲を縛り、「はざ掛け」をする。稲刈りは新月を過ぎてからだと、カビやすくなってしまうそうだ。

どの作業も人間の力だけでやろうとすると、人手と時間がとても掛かる。この日は全部で50人もの参加者がいたのだが、前日に予定していた作業が雨で中止となってしまったため、やることは山積み。山形での大学生時代、家が農家の同級生が、田植えや稲刈りの時期になると手伝いのために学校を休んでいたのはこういうことか。こりゃ確かに人手が必要だ。

それにしても、これらすべての重労働が、「自分たちで飲むうまい酒をつくるため」というのがすごい。もちろんこういう米作りの過程や、それに付属する食事やイベントも楽しめるからこそなんだろうけれどね。

時間と体力の使い方が贅沢な人達の集まりだなと、つくづく思ってしまう。

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午前中いっぱいかけて、ようやく一面の稲刈りが終了。

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また来年な。

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