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栗きんとんの美味しそうな黄色い色は、クチナシというもので染めているらしい。そろそろ正月も近いので、クチナシを使って栗きんとんを作ってみることにした。

クチナシをもらいにいってこよう

クチナシを使ってくりきんとんを作るという話は、以前にこのサイトで書いた「楽しくて面倒臭くて美味しいギンナン拾い」という記事のコメントがきっかけだったりする。

「次はクチナシで栗きんとんに色付けて下さい」

コメントありがとうございます。これを読んで、クチナシで色を付けるってどういうことだろうと試してみたのが今回の記事。ライターと読者、記事とコメントのコールアンドレスポンスなのである。

ちょっと調べてみたところ、クチナシというどこかで聞いたことがあるような植物の実が、着色料として昔から使われているらしい。あ、シナチクじゃないですよ。

クチナシの実なんてどこで手に入れればいいんだろうと、家庭菜園が趣味の母親になんとなく聞いてみたところ、友人の家に庭木として植えてあるとのこと。あっさり解決。クチナシは白いきれない花が咲くそうで、実をとるためではなく、花を楽しむために植えているらしいよ。

ということで、10月中頃にシナチク、じゃなかったクチナシの実をもらいにいってきた。

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これがクチナシだそうです。どこにでもありそうな木ですね。

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あ、この実、見たことある。これがクチナシだったのか。

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このタコ型宇宙人みたいな実は、干してから使うらしいです。

もらってきたクチナシの実をザルに乗せて一か月ほど陰干ししたところ、ホオズキのようなかわいいオレンジ色に染まった。

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干からびたタコ型宇宙人。

この中身はどんなふうになっているのだろうかと包丁で二つに割ってみて、声を出して驚いた。うぁー。

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予想外の中身でしょ。

中には朱肉のような、豆板醤のような、真っ赤な色をした半練り状の果肉が詰まっていたのだ。どうもまだ半乾きだったみたい。でもまあいいか。

なるほど、これは着色料として使いたくなるわ。

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コメント

  1. おおお、素晴らしいレスポンス!ありがとうございます!
    クチナシは小学生のころに住んでいた団地の裏庭に生えていて、秋になると近所のばぁちゃんがそれを摘みに来ていました。銀杏と共に憶えている「秋のおばあちゃん」風景です。あとは大根を洗って干してタクアンを漬けて頂ければ完璧です。
    しかしまさかパエリアに活用するとは思いませんでした。流石はデイリーポータルz。ちなみにサフランですが、買うと高いけど栽培は結構簡単ですよ。1つの花からほんのちょっとの雌しべしか採れませんけど(まぁ、だから高いんでしょうけど)。

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