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四季を通じて快適で、環境負荷が少なくエネルギー消費も小さい。しかも普通の人でもその気になれば手に入る――。そんな夢のような住まいを探して歩く「地球のココロ的たてもの探訪」、今回は神奈川県内の相模湖近くにこのほど建った「季(とき)のいえ」を訪ねました。

藤野電力とコラボ

JR中央線相模湖駅からバスで約15分。相模原市緑区のこの場所は相模湖にも近く、里山が広がります。「季のいえ」は、ここから程近い藤野に拠点を構える創和建設が手掛けた住宅で、3月20日の完成見学会にお邪魔しました。

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里山風景によくなじむ、四角くてかわいらしい家

里山の風景にとけこむ簡素で自然なデザイン。一般的な住宅建築で使われるケミカルな建材をなるべく使わず、土に還る天然の素材を多用して建てられていますが、それだけではありません。国産の木材を使い、ジモトの大工や職人が腕をふるうことで「顔の見える家づくり」もめざします。

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ダイニングに見学者が集まりました

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(左)木目の風合いのキッチン
(右)煮炊きもできる薪ストーブ

ダイニングの照明は、100wのソーラーパネルを用いた独立型太陽光発電システムによる、直流12ボルトのLED電球。あの藤野電力が手掛けました。東京電力の電力線も引き込んでいますが、電気料金の節約に加えて、停電しても明かりを確保できるメリットが。2階のパソコンデスクでも自然エネルギー電力が使えます。

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LEDランプを天井に取り付けてある

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屋根にセットされる100wソーラーパネルの見本

そして自然エネルギーの導入はもちろん、これまでのように電気やガスをジャブジャブ使うのではなく、なるべくエネルギー消費を減らしながら快適に暮らせる工夫を随所に盛り込むほか、ご近所やジモトとのつながり、すなわちコミュニティまでもデザインしていると言いますからオドロキです。

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池辺潤一さん

設計を担当したのは建築家の池辺潤一さん。「季のいえ」では計4棟がとなり合って建つよう計画されています。今回完成したのはその第1棟目。「各家の庭に1本ずつ異なる種類の果樹を植えて、実った果樹を隣どうしでシェアするような、支え合う『お互い様』の関係がつくれます」

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