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富山県氷見市でおこなわれた、商店街を舞台にした『あるくとであう』というイベントに参加してみた。企画したのは、この地域ならではの魅力をアートの多様な視点から動かしていく、ヒミング(himming)というアートNPOである。

アートNPOヒミングってなんですか

ブリ漁で有名な富山県氷見市。魚好きとしては一度いってみたいと思っていた場所なのだが、ここでアートを切り口にした町おこしをしているアートNPOがあり、そこが『あるくとであう』というイベントをおこなうというので、この機会にいってみた。

ちなみに夜行バスを使うと、東京から4,000円もかからずにいけたりする。氷見、近くはないが、高くはない場所だ。

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氷見駅到着。予想以上に何もない。駅の後ろにあるのはタワーマンションだろうか。

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この氷見商店街を舞台に、『あるくとであう』というイベントがおこなわれるらしい。失礼ながら、地方都市によくある、シャッターの下りた店が増えつつある商店街という感じ。

まずは『あるくとであう』というイベントを主催しているヒミングとは、どんな団体なのだろう。代表の高野さんに話を伺ってみた。

氷見まで来ておいてアレだが、実はよくわかっていないのだ。

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ヒミング代表の高野さん。

高野:「ヒミングは、もともとは映像で氷見をリサーチするというプロジェクトからはじまりました。街をいろいろな角度から掘り下げることで、地元の人も知らないような魅力がわかってきたので、見つけたものを動かしていくというのがヒミングです。ここならではの魅力を、アートの視点で「動き」を作っていきます。」

漠然と『街の活性化』みたいなプロジェクトかと思っていたら、どうやらアートがキーになっているらしい。アート…なんだかとっつきにくいような気もする言葉だけど。

高野:「アートといっても、作品を置くということがメインなのではなく、アーティストが氷見にやってきて、私たちの視点を変えるきっかけを与えてくれて、市民とアーティストとの協同で一緒に事を動かすという感じです。ヒミングの中心メンバーは地元の商店主だったり、旅館の女将だったり。そこに富山大学の学生や、技術を持った地元のおじちゃんなどが協力してくれています。」

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ここがヒミングの本部である、ヒミングアートセンター。もともとは醤油屋さんの蔵。

商店街を舞台としたイベント、『あるくとであう』

このヒミングが3月23日~25日に行ったのが、『あるくとであう』というイベント。氷見商店街を舞台に、ヒミングがオススメするスポットを、たくさん歩いて、たくさん出会おうという試みだ。

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いただいた地図が長い!しかも裏面に続いている!

高野:「今回のイベントは、来年度の展覧会の場所探しをしたのがきっかけです。街の中を歩くと、知っているつもりだった氷見の町なのに、いろいろな発見がありました。そこで月に一度、商店街を歩く会をしていたのですが、それを展覧会にして、私たちが街の中を歩いて発見した面白さを知ってもらおうという企画です。」

どうやらアートNPOの企画だからと難しく考えず、このイベントをお店の人と話すきっかけくらいに考えて、街歩きを楽しめばいいようだ。

高野:「お店の人に、一言話しかけるかどうかで、印象が全然違います。大きなスーパーなどと競うのではなく、違う価値がここにはあるんじゃないかというのを、知ってもらえれば。」

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歩いて出会ってきた参加者たちが、大きな地図に氷見の見どころを足していく。

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ところで、三月後半なのにヒョウがガンガン降ってきた。氷見で氷を見たので満足。

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