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食品などの放射能測定をセルフ式でおこなうことができるレンタルスペース『ベクミル』で、家庭菜園で収穫した野菜などを測ってみた。

放射能測定器レンタルスペース『ベクミル』とは

空気中の線量を測るガイガーカウンターは数千円レベルのものも出回るようになったが、食べ物や土壌などを測ることができる放射能測定器となると、とても個人が手を出せる金額ではない。

そんな放射能測定器を気軽な値段で誰でも使える場所が、千葉県柏市にある放射能測定器レンタルスペース『ベクミル』である。放射能の検査機関ではなく、あくまで測定器を借りて自分で検査をするセルフ式のレンタルスペースで、費用が980円/1検体からとお手頃だ(別途年会費500円)。

イメージとしては、ネットカフェでパソコンをちょっと借りるみたいな感じだろうか。

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金物屋さんの右側から回って、階段を上がった二階にあります。

車を買い換えるお金で放射能測定器を購入

この『ベクミル』を運営しているのは、株式会社ベクレルセンターの高松さん。もともとは放射能や原発にまったく無縁の人で、本業はソフトウェア開発をしている。

「地震のあった日、すぐに原発がまずいかもという情報がネットから入ってきました。二人の子供を守るため、3月14日にガイガーカウンターを注文すると、その頃はまだ在庫があったので、翌日の3月15日に届きました。測ってみると、その日の朝は大したことない数値だったのですが、昼を過ぎたら、急にピーピーと音が鳴りだして、0.08マイクロシーベルトだったのが、0.8になりました。一番高いときで1.5くらいまで上がって、これはまずいと。このガイガーカウンターの画面をユーストリームで中継をしたら、日本だけでなく世界中からメールが来て、そこはやばいから早く逃げろといわれました。」

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株式会社ベクレルセンターの高松さん。本業はIT系ということで、ろくろを回している風の写真にしてみました(参考)。

「そこから家族を守るために、外部被ばく、内部被ばくの勉強を始めたのですが、ガイガーカウンターだと食品は測れない。ちょうど車を買い換えようと思っていたのですが、車を買っている場合じゃない。それよりも子供を守らなくてはと、6月にLB200という放射能測定器を100万円で買いました。」

そんなヨーグルトみたいな名前の機械が100万円! LB200はベクレルを測る放射能測定器としては安価なものとはいえ、やはり結構な金額だ。

「届いてすぐに近所のスーパーで買ったものを片っ端から測ったのですが、ほとんど高い数値は出なかった。ネットで一部の人がいっていることと、実際に測った数値は違うということがわかってきましたが、やはり高い数値が出るものもある。自分の庭で作っていた露地栽培のブルーベリーとイチゴはダメでしたね。」

その頃、埼玉にある我が家の菜園は本当に大丈夫だったのだろうか。そして今は大丈夫なのだろうかと不安になってくる話である。

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ベクミルは献血センターか調剤薬局のような清潔感のある場所でした。

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コメント

  1. いつも楽しく読ませて貰ってます
    玉置さんは自分でホールボディ検査はしたことないですよね?
    試しに受けてみてはどうでしょうか?
    自分の体から、どのくらいの放射線が出ていて、常に内部被爆をしていることを知ってもらいたいです
    その結果を元に玉置さんの考察が聞きたいです
    因みに自分は、自分の体で色々と実験しました(笑)
    これからも楽しみに読ませていただきます

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