畑へのこだわり

ロメオ氏が持つブドウ畑は全部で58。面積はトータルで32ヘクタールほどだ。いずれの畑も将来の土地を汚さないよう、ビオディナミカ農法を採用しているという。ビオディナミカ農法は、有機栽培の一種。農薬と化学肥料を使わず、肥料には動物の糞など自然のものを使用する土壌を破壊しない農法のことだ。また、 月・星座・惑星の位置関係、月の満ち欠けなどの情報も栽培(やワイン醸造)に取り入れているという。

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ロメオ氏の畑の一つ。一つの木が太く、木と木の間が離れている。ブドウの木の樹齢は40年から100年

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ちなみに、以前行ったフランスのブドウ畑がこちら。ブドウの木が一列に植えられている。木と木の間隔がロメオ氏の畑を比べると狭いのがわかる

「畑の色を見ると、所有者がわかる。出来るだけオーガニックで栽培している私の畑の色が一番美しいんだ。石だらけの養分の乏しい土地だが、ミネラルが多いから、粒が小さくその分味が濃縮されミネラルとタンニンが豊富なブドウに育つんだ」とロメオ氏は言う。

また、ワインの選定は月の満ち欠けに合わせて行う。太陽の光が上から降り注ぐ畑の場合は、月の引力で枝がまっすぐ伸びていくよう、月が満ちていく期間に行うのだ。反対に、太陽の光が横から当たる畑のブドウは、月が欠けていく期間に剪定を行うのだ。

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ブドウの木をチェックするロメオ氏

これにはびっくり。私が持つスペインのイメージは、もっとおおらかというか、おおざっぱ。月を気にするなんてこだわっているなぁ、思っていたら、これはほんの序章にすぎなかった。ロメオ氏の完璧なワイン作りへの情熱は、原料のブドウ栽培法に始まり、収穫や、熟成方法、熟成に使用する樽、ワインのコルクまで全てにおいてこだわりにこだわり抜いて選ばれ、実践されていたのだ。

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