コルクへのこだわりも聞いた

「最高のワインを最高の状態で届ける」のに必要な要素の最後がコルク。コルクなんてコルク業者から買ってきて栓をするだけ、ではもちろんない。ロメオ氏は業者選びはもちろん、コルクの原料、コルクのデザイン全てに関わる。そして細かく何度もチェックする。

コルクの栓もただ栓をするだけではない。「コルクを詰めてから、1カ月は瓶を立てたままにする。1カ月の間に、コルクが瓶になじんでいく。瓶の縁ぴったりにコルクがふくらんで完全に密閉状態になるんだ。それから横に寝かせて熟成させる。このとき初めて、ワインとコルクが触れるんだ。でもコルクが完全に密閉状態を作り出しているから、ワインはコルクに染みこまない。酸化を可能な限り防いでいる。」

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ロメオ氏からいただいたコンタドールのワインの栓が左。いつも私が家で飲んでいるワインが右。ロメオ氏のコルクには縁しかワインがついていないが、右のコルクにはワインが染みこんでいるのがわかる。コルク自体も密度が高い。右のコルクはポロポロ崩れそう。

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最後にロメオ氏のワインの哲学で締めくくられた。「土地に敬意を払うこと、ブドウ畑に敬意を払うこと、小さな仕事の積み重ねと、一つの作業を終えた後、クリーンな状態に戻すことを大切にしている。」

この日ワインの説明を聞いていて「神は細部に宿る」という言葉が思い浮かんだ。大きな目的のためには、一つ一つの課程の細かいところまでこだわって、その積み重ねで大きな目標を達成できる、という意味。ブドウの土、選定、収穫から瓶に入れてコルクで栓をするまで、全てにこだわり抜いたコンタドールのワインにぴったりの言葉だ。

ロメオ氏のワインの説明会は50分程度だったが、その後は試食・試飲会!一つ一つのこだわりの工程を知ってから飲むワインはよりいっそうすばらしいものになった。

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ロメオ氏の父が管理する最上の畑のブドウのみで醸造されたワイン

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カサルバ氏本人が切り分ける最高級生ハムもいただきました

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生ハムの他にチョリソーも。その他ワインに合わせたピンチョス(おつまみ)がどれもおいしかった!

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スペイン料理と言えばパエリア。生ハム生活仲間の工藤さんと「マリアージュ。マリアージュ」と言いながら食べました。

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この説明を聞いて、食べて、飲んで、買わずにいられる人なんかいないよね、ということで、2本目の生ハムと、ロメオ氏のワインを買いました。

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