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インド料理店の厨房にドーンと置かれているタンドールが欲しくて、でもあんなに大きなものを家に置けるわけもないので、コンパクトで持ち運べるタンドールを作ったのは2年前のこと。それ以来、ケータイタンドールと名付けたこの調理器具は家の内外で大活躍しています。

ずっとマイタンドールが欲しかった。

昨年書いた記事「できるだけ小さなロケットストーブを作ってみた」よりも前に、「できるだけ小さなタンドール」を作ってみたことがあります。ぼくらはケータイタンドールと呼んでいるんですが、これを目にした人から作り方を聞かれることが多いので、今回は、そのあたりも合わせて、この魅力的な調理器具を紹介したいと思います。

昔から、インド料理店へ行った時に、ガラス張りの厨房にタンドールがあったりすると、インド人がナンやチキンを焼くところをいつまでも眺めているくらい、あの窯が好きで、いつかマイタンドールを手に入れるのが夢でした。でもまあ、重さ数百kgもある本格的なタンドールを設置するスペースなんて一般家庭にないし、そんな夢、ふつうは叶うわけありません。

しかし2年前、タンドール付きの西湘かまどを作ってくれる左官屋の岩越松男さんに相談したら、「そんなの簡単にできるよ、コンパクトにしたいなら植木鉢とペール缶で作ればいいんだから」という、素晴らしく頼もしいお言葉が。

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ちなみに、こちらが小田原にある西湘かまど1号。左側の四角い部分が、タンドールです。

早速、情報を収集するべく、インターネットで検索してみると、インド製の小型タンドールを輸入している業者がいました。小型タンドールと言っても重さ20kg、30kgが当たり前、値段も高め。ぼくらはもっと軽いタンドールが欲しかったので、素焼きの植木鉢を使いながらも何とか10kg以下になるよう、そして低予算で済むよう、岩越さんにデザインしてもらいました。

そして、知り合い関係だけに告知して、ワークショップを開催。なにしろ小型タンドールなんてマイナーな存在だし、誰も来なかったらひとりでやる覚悟でいたら、意外にも「タンドールいいっすね!」というレアでコアな方が2名も参加。岩越さんの工房へ行くと、ワークショップに向けて、すでに試作品が完成していました。さすが、かまどマエストロ。

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準備で一番大変だったのは、ペール缶にピッタリな素焼きの植木鉢を見つけること。どれだけホームセンターを巡ったことか。

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設計図がないので、岩越さんの試作品を見ながら作っていきます。

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楽しい!おいしい!ケータイタンドールの魅力
ケータイタンドールと名付けた調理器具。魚も肉もジューシーに焼き上がるそう!

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