fkindex1.jpg

とくに菜食でもマクロビオティックでもないのだが、食に興味があるので、時々、そういったレストランを探して、行くことがある。
ある日、「ふくしまオルガン堂」のサイトを見つけた。福島のオーガニック野菜を使っているという、オーガニック食堂だ。
福島。2011年3月から、状況が変わってしまった場所。そこの野菜をどのように提供しているのか興味がわいて、食べに行ったのだが、とにかく料理が美味しかったーー。

『ふくしまオルガン堂 下北沢』の、高橋久夫さんにお話を伺ってみた。

fkindex2.jpg
下北沢駅から、徒歩15分ほどの場所にある。

fkindex3.jpg
落ち着いた雰囲気で、リラックス出来る店内。

fkindex4.jpg
NPO福島県有機農業ネットワーク東京事務所、ふくしまおるがん堂スタッフ、高橋久夫さん。

――こちらのお店の成り立ちを教えてください。

「お店を運営しているのは、『福島県有機農業ネットワーク』という、2009年に作られた、福島県内で有機農業をしている、目指している人たちの団体なんです。有機農業の研修会を開いたり、技術的な交流などの活動をしていました。会員は、浜通りから会津まで、福島全体に散らばっています。

震災で、原発の問題が起きましたよね。被害状況は地域によってさまざまです。放射性物質は同心円状じゃなく、風向きなどの気象状況によって落ちて来ましたから。それ以来、これは大変だと、試行錯誤しながら対策をとりはじめたんです。有機農業ネットワークは震災以前から、大学の研究者とつながりを持っていましたので、いろいろな研究者の方々と一緒になって、農地にふりそそいた放射線をどうするか、どうすれば農作物が汚染されないですむのかという努力を続けてきました。

昨年、平成24年度産の米の全量全袋検査が、福島で行われて、初めて網羅的に農作物(米)の検査が行われました。米の検査をやってみた結果、1000万袋やって、71袋が100ベクレルを超える数値が出ました。つまり0.0007パーセント以下で、放射性セシウムがほとんど出てこなかったんです。
お米は、どれが誰の何処の田んぼから作られたものなのかハッキリするので、いまの農作物(米)の汚染の現状というのは、相当程度あきらかになってきています。

野菜の検査は、大変です。種類も多いし、一年に何度もとれますし、保存もきかない。
また放射線検査は破壊検査(切り刻んでしまう)なので、検査したものは出荷出来ません。全量検査してしまったら出荷するものがなくなってしまいます。それでもサンプル検査として可能な限りやっています。

fkindex5.jpg
店内では、福島産有機野菜の販売も行っている。農家直送なので、中間コストが削減されていて、値段もお手頃。

fkindex6.jpg
すべての商品に、セシウムの量の検査結果が書かれている。福島では、検査費用は農家さんの負担だそう。

1 2

ピックアップ

tandoor08

楽しい!おいしい!ケータイタンドールの魅力
ケータイタンドールと名付けた調理器具。魚も肉もジューシーに焼き上がるそう!

コメント

  1. デイリーポータルのリンクが別のサイトのURL貼ってあって。
    飛んでくるの大変でした(笑)

  2. お~いさん、
    辿りついていただきましてありがとうございます。
    お知らせありがとうございました!

このページの先頭へ