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ロマンと野趣にあふれる料理、それは丸焼き。今回は念願だった七面鳥の丸焼きに挑戦してみたのだが、これがとてもおもしろかった。

七面鳥を丸焼きにしてみたい

七面鳥の丸焼きというと、日本ではクリスマスのご馳走というイメージがあるけれど(実際に食べるのはほとんど鶏だが)、アメリカでは感謝祭という11月の第4木曜日の祝日に食べられることが多いそうだ。

ターキー、ターキー、ぼくタマキー(本当はタマオキ)。

そんな私は、特に歴史的、宗教的な理由はなにもなく、ただ単純に自分で七面鳥を丸焼きにしてみたいという好奇心からの挑戦である。

七面鳥の丸焼きは、料理というよりも挑戦、そして冒険といってもいいだろう。ちなみに鶏の丸焼きすら作ったことがない男だ。いろいろすっ飛ばしていきなりの七面鳥チャレンジである。

さて七面鳥の購入先は、以前に生ハム原木を1本買ったことがあるグルメミートワールド(試食会の記事はこちら)のネット通販で買うことにしたのだが、問題はその大きさである。

我が家にあるオーブンレンジの焼くスペースは、幅が34センチ、高さが20センチという、ごく普通の家庭用サイズなので、あまり大きなものは入らない。適当に買うとたぶんオーブンからはみ出る。

グルメミートワールドには1.8キロの小型サイズから10キロ近い大物まで揃っているので、購入前に一度メールで相談をして、サイズを伝えてギリギリ入るであると思われる約4キロのものを購入。これで6~8人のパーティー用サイズらしい。

値段は100グラムあたり100円程度なので、予想していたほど高いものではなかった。

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冷凍でドーンと到着。

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さすが4キロ。ギャートルズサイズに肉の固まりである。

七面鳥の丸焼きの方法など当然知らないのだが、商品にオリジナルの説明書がついていたので、これを読みながら進めれば間違いはなさそうだ。

ざっと読んだところ、時間はたっぷりかかりそうだけれど、この前買った家具の組み立てよりは簡単っぽい。

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丁寧なマニュアル付き。

まずは解凍をする

七面鳥の丸焼きを作るにあたって、まず最初にするのが解凍作業である。パソコンのデータだったらダブルクリックで一発なのだが、七面鳥の場合は同封のビニール袋に入れて、氷水に漬けて解凍すると書かれている。この方法だと冷蔵庫に入れて解凍するよりも短時間なので、肉の細胞組織に負担が掛からず、ドリップ(解凍時に出る汁)を少なくすることができるとのこと。マグロの解凍などでも最近使われている方法だ。

しかしここで問題発生。発泡スチロールに氷水を入れて、そこに浸らせると書いてあるが、そんな4キロの七面鳥が入るような巨大な発泡スチロールなんて持っていないって。

さてどうしたものかとしばらく頭を捻らせていたのだが、よく考えたら我が家にはクーラーボックスが何個もあった。16リットルサイズがジャストフィットだ。

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あってよかった、クーラーボックス。

解凍の時間は肉1キロに対して10時間。4キロなので氷を何度も足しながらの40時間の長丁場だ。

と、説明書の内容を勘違いしてしまったのだが、これは冷蔵庫で解凍をした場合の話で、本当は氷水なら1キロあたり3~4時間で、4キロなら12~16時間でよかったらしい。おかげでドリップがちょっと出てしまった。

本来は解凍後、肉を休ませるために半日から1日冷蔵庫で休ませるとあるが、解凍時間が無駄に長くなってしまったので、これはカットした。

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少しドリップが出てしまったが、それでも十分美味しそう。

七面鳥の中からネックと砂肝とレバーを発見!

必要以上に時間を掛けて解凍してしまった七面鳥の封印(脚を止めているプラスチック)を解いて中を確認すると、そこからネック(首の部分)と、レバーと砂肝が出てきた。これは鶏肉の内臓好きにはたまらないサプライズだ。

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内臓を捨てないで、入れておいてくれるのがうれしい。

七面鳥の本体を丸焼きにする前に、まずはこちらをフライパンで焼いていただいたのだが、これが実にうまかった。どれもサイズが大きいので食べごたえがあり、野趣あふれる深い味わいがする。なるほど、確かに鶏とはちょっと違う。家畜なんだろうけれど、しっかりと野生っぽさが残る味。豚肉に対するイノシシのようなワイルドさが感じられる。

これを食べられただけでも、丸焼きにチャレンジした甲斐はあったと思う。丸焼きをしなければなかなか手に入れられない部位だ。

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ネック、レバー、砂肝の豪華三点盛り。ネックも肉がたっぷりついている。これらだけ買えないものだろうか。

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