七面鳥が焼き上がった!

焼き始めてから約4時間、そして冷凍の七面鳥が届いてから4日の月日が経ち、ようやくポップアップタイマーがピョコンと飛び出し、俺の七面鳥が見事に焼き上がった。

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ピョコン。

料理はなんでも出来立てが一番おいしいものだと思っていたが、七面鳥の丸焼きはその肉汁を閉じ込めるために、オーブンから取り出してアルミホイルで包んで、肉の中に汁が落ち着くのを待たなくてはならないそうだ。

ここにきて、まだ待たされるのである。恐るべし、七面鳥の丸焼き。堪忍袋の緒がやばいぜ。

この時、私はホイルに包んだ七面鳥を、電気の切れたオーブンに入れておいたのだが、後で販売元に確認したら、それだと予熱で焼けすぎてしまうことがあるので、オーブンの外に出して待つのが正解だった。

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全体をアルミホイルで包んで待つ!でも待てない!

まだかまだかとモヤモヤしながら雑誌などを読んで時間をつぶし、もういいだろうと一時間後に御開帳。

このサイズの丸焼きが乗るような皿は我が家にはないので、オーブンのプレートに乗せたまま食卓へ。

どうだろう、見た目はほぼ完璧といってもいいのではないだろうか。

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これぞ私が求めていた七面鳥の丸焼き。スケール感が伝わらないけど。

ちゃんと火が中まで通っているのかを確認するために、手羽元部分に逆関節を決めると、中からしっとりといい具合に焼かれた、ほんのりピンク(でも火はちゃんと通っている)の肉が出てきた。これは成功だろう。

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ちゃんと焼けているっぽい!

バクバクと心臓を高鳴らせながらポップアップタイマーを抜き、タコ糸を外して、キッチンバサミでチョキチョキと解体。この作業のやり方も、説明書にちゃんと載っていたので、特に問題はなかった。

肉を外していくたびに、うまそうな断面がコンニチワ。

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両腕、両脚、両胸、背骨の7つに分解。

どの部位もそれぞれうまい!

七面鳥を食べるためのソースだが、今回はそこまで頭が回らなかったので、プレートに溜まっている溢れ出た肉汁に醤油を垂らし、それをソースとして食べることにした。濃い目にスパイスを揉みこんであるので、きっとこれだけで十分うまいはず。

まずは一番うまそうなモモ肉からいただいたのだが、噛むと程よい弾力があり、それでいてジューシー。七面鳥独特の野趣あふれる旨味が楽しい。そしてうれしい食べごたえ十分のボリューム感。

パリフニャという感じに焼き上がった皮のおいしさといったら、もう、ほら、あれだ。うん、言葉がみつからない。

夢中になってどんどん食べ進めていくと、部位ごとに変わっていくその味の違いに、なんだかフルコースを食べているような充実感を覚えた。

ターキーだけにストライク連発という感じだ(ボーリングギャグ)。

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ソースはこの肉汁+醤油。

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決して大味ではないモモ肉。

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モモ肉にかぶりつく幼児と、それをうらやましげに見る乳児。

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名古屋人が狂喜乱舞しそうな巨大手羽先。皮と脂の旨味が一番強い部位だ。

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脂の少ない胸肉は、しっとりを保ちつつあっさりした味。ちょっと予熱で火が通りすぎたかも。

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これに合わせるお酒はワイルドターキー。

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背骨と肋骨の周りの肉も、味が濃くてうまいのだ。

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鶏と七面鳥の手羽元の大きさ比べ。豪快にから揚げにしても楽しそう。

どの部位もおいしかったのだが、個人的に一番を上げるとすれば、ボンジリと呼ばれる部分だろう。今までボンジリというのがどこなのかよくわかっていなかったのだが、どうやらお尻の先にある突起部分のようだ。

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この亀の頭みたいな場所がボンジリ。

脂と皮を愛する者にとって、これだけは誰にも食べさせたくない、独り占めしたくなる味だった。でもこの美味しさを分かち合いたい。知ってほしい。ああ、この矛盾する心の葛藤。

脂(というよりはコラーゲンだろうか)の固まりなのに、これが全然しつこくなく、思い出しただけでチューハイが三杯は飲める味。鶏のボンジリなら焼き鳥屋で食べたことがあるけれど、七面鳥のボンジリは、また格別の美味しさだった。一羽から一口分しかとれないのが悔しい。

このうっかりすると食べずに捨ててしまいそうな七面鳥のボンジリの味を知っているのは、きっと世界に何人もいないだろうと、よくわからない優越感に浸ってしまった。

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