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秋晴れの空の下、カゴなどに入れて持ち運べるソーラーシステムを作るワークショップを開催してみました。自然エネルギーを使えるようになると、暮らしに安心感が生まれる!?

青空ワークショップだ

以前製作した「持ち運べるソーラーシステム」。発電出力はたったの5ワットですが、デスクライトや携帯電話の充電用電源として、実用的に使えています。

このように、自然エネルギーの利用は、実際にやってみると案外ハードルが低いとわかるのですが、そうは言っても世間的にはまだまだ心理的な壁が立ちはだかるのも事実です。何せ相手は目には見えないエネルギー。もしも感電したら、故障したら、思ったように発電しなかったらどうしよう・・・と不安が先に立つのも、無理からぬものがあります。

ならば、希望者を募ってソーラーシステムを作るワークショップを開けば、自然エネルギーに対するココロの壁に風穴を開けられるかも!? というわけで11月3日、実際にやってみました。

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公園の一角に謎のスペースが出現!!!

当日の会場は・・・何と、野外だ!!! 実は今回のワークショップは、筆者が参加するジモトの市民グループ「トランジション・タウン小金井」が、毎年11月に小金井で開かれる野外イベント「武蔵野はらっぱ祭り」に出展する際のイベントとして企画されました。仲間のみなさんがブルーシートと敷物、座卓を用意。青空ワークショップ会場の出現です。

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これで材料一式

企画段階で、持ち運べるソーラーシステムに対して最もニーズが大きかったのは、スマートフォンの充電に使いたいというもの。ケータイよりも電気を食うスマホの充電に対応するには、やはり出力5ワットでは心細いので、参加者の方には申込み時点で12ワット、20ワットのパネルも選んでいただけるようにしました。座卓に材料や工具、ガイド資料をそろえて、いよいよワークショップが始まります。

実はドキドキでした

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ガイドする筆者(右)。緊張しているため表情がぎこちない

今回申し込みがあったのは12ワット(参加費11500円)が1台、20ワット(同13800円)が3台。20ワットは、晴天日であれば電池容量が1.5アンペア時のスマホを2回ほどフル充電できる出力です。手順を追って組み立てれば、問題なく完成するはずですが・・・。

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当日資料から。システムの配線図。ソーラーパネルで発電した電気をチャージコントローラを介してオートバイ用鉛蓄電池(密閉型・充電容量9Ah)に充電し、LED電球の点灯やスマートフォンの充電などに利用する。スマホの充電には直流12ボルトの電気を変換するUSBアダプター(カー用品の流用)を介するしくみ

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電気工事用の圧着ペンチで作業中

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ソーラーパネルと回路を、端子を介して接続!

自分だけで組み立てるのと違って、事故やトラブルが起きないように目配りをしながら全体の作業を進める体験は、緊張しました。「プラスとプラス、マイナスとマイナス、というように、同じ極性どうしを結線する」「電池のプラスとマイナスは、絶対に直結(ショート)しない」。直流12ボルトの独立型システムを作る上では最低限、この2点を守っていれば大丈夫。と頭では分かっていても、やっぱり「言うとやるとじゃ大違い」。どうかうまくいきますように、と筆者は終始ドキドキしていました。

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チャージコントローラにはドライバーを使って配線

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作業も佳境に。みなさん真剣そのもの

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バッテリーの電力でスマホの充電やLED電球の点灯が可能に。よろこびもひとしおです

それだけに、無事に配線作業を終えて結線を確認し、バッテリーをつないで、全てのシステムでチャージコントローラのランプが緑色に点灯した瞬間の達成感といったら!

緑のランプはシステムが正常に発電している証拠。参加者のみなさんにとってはニッパーや圧着ペンチなど、日常生活では余り、というかほとんど使うことがない工具を使っての作業でしたが、早速LED電球を点灯したり、スマホにつないで充電できることを確認したりしながら、自分の手でキットを組み立てた充実感を思い思いに味わっているようでした。

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組立終了後は座学の時間。上手に発電するコツや、手持ちのモバイル機器をどれくらい充電できるかについての試算方法などをレクチャー

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大団円のワークショップ。お疲れ様でした!

こうして、多くの方々のご参加とご協力により、ワークショップは大成功のうちに終了。筆者は後日、参加者のみなさんに、実際にソーラーシステムを使ってみての感想を伺いました。次ページで一挙掲載!

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