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一般家庭でも電力会社が選べるようになる2年後の電力自由化をひかえ、いま全国各地で、自然エネルギー発電事業を立ち上げる動きが起こっています。そんな中、国際基督教大学(ICU)で、学生が中心となって太陽光発電事業の実現をめざす活動がスタートしました。

学生主体では「全国初」

活動を始めたのは学生グループの「CEVen TOKYO(Civil Electric Venture of TOKYO、セヴン・トーキョー)」。グループは、ICUの学内で市民出資型の自然エネルギー発電事業を実現させようと、2年前に活動を開始。このほど、事業計画案を公表しました。

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「CEVen TOKYO(セヴン・トーキョー)」のロゴ。学生自ら制作

案によれば、大学図書館の屋上にソーラーパネルを設置して、一般家庭約40軒分の電力を発電。電気は東京電力に売電して、20年間で9500万円の売り上げを見込みます。5千万円ほどかかる事業費のうち、1千万円はネット経由で市民から資金を集める「クラウドファンディング」で調達する計画です。

発電プロジェクトの名前はICUがある東京都三鷹市の地名にちなんで「大沢電力」。大学内で自然エネルギー発電を手掛ける事例としては、すでに龍谷大学(京都市)などが先行していますが、学生が事業計画案を練り上げ、実現を大学に働きかけるのは全国でも例を見ません。グループ代表の根城直人さんに聞いてみましょう。

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セヴン・トーキョー代表の根城直人さん

「グループは2年前の6月、エネルギーシフトをテーマにしたイベントが大学で開かれたのをきっかけに発足しました。当時は3・11から1年が過ぎた時でしたので、世の中の自然エネルギーへの関心は高く、講演会には多くの人が集まりました。この関心の高まりを自然エネルギーの普及につなげたい、というのがグループを立ち上げた動機です。

それで2年ほどかけて、自然エネルギーの専門家の方々から何度もダメ出しをもらいながら事業計画案を練ったのですが、ようやく『事業として十分採算が取れる』とお墨付きを得る所までこぎつけることができました」(根城さん)

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