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故郷が最終処分場候補地に

先月のことです。朝のテレビで「環境庁は放射性廃棄物を含む指定廃棄物の最終処分場の候補地に、栃木県の塩谷町を選定した」……というニュースを聞きました。

思わずびっくりして、飲んでいたコーヒー吹き出しそうになりましたね。栃木県の塩谷町というのは僕の生まれ故郷で、今も実家があるところなんです(現在僕は埼玉県に住んでいる)。

……ちょ、ちょっと、環境庁さん、なんとなからないですか。だって、塩谷町ってこんなに豊かな自然がいっぱいなところなんですよ。

塩谷町の名物尚仁沢湧水

栃木県の塩谷町は、栃木県の北部の位置する町です。僕はここの出身なので好きなこと言いますが、本当に人も産業もインフラもない町です。

最寄駅はJR宇都宮線の矢板駅で、そこから車で30分くらい(こういうの、最寄駅とはいわないですね)。スーパーやコンビニはあるのですが、本屋やレンタルビデオショップなどはありません。

その代わり、あるのは有り余るほどの大自然。

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そば屋の看板「名水のうんまい塩谷町」

思春期のころはこういう自然がどれだけかけがえのないものか、なんて考えたことなかったですね。町内のそば屋のでかい看板に「名水のうんまい塩谷町」なんて書いてあるのを見て、ガックリきていました。水がうまいくらいしか言うことがないのか、って。

ちなみに、特に観光客もいないため、このそば屋はつぶれました。看板だけが放置されている状況です。

さて、そんな水のうまい塩谷町の名物は「全国名水百選」にも選ばれた尚仁沢湧水(しょうじんざわゆうすい)です! 今回、帰省したので改めてめぐってみました。

地元の人しか知らないルートで尚仁沢湧水を湧水地から攻める

尚仁沢湧水までの案内を父に頼んだところ、こんな返答が返ってきました。

「ふつうに尚仁沢湧水に行ってもおもしろくないだろう。車で尚仁沢湧水のもっと上までいってやるから、そこから降りて来い」

つまり、ふつうの観光ルートの逆から行ってみたら? というわけです。

「一本川を越えなくちゃならないけれどな、まあ大丈夫だろ」

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ルート説明

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ふつうの尚仁沢湧水への入り口。ここを華麗にスルーして連れて行かれたのが

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こんな何の案内もない入口(?)。車両進入禁止の鎖だけ張ってある

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クマ出没注意! まあこのあたりはどこでもクマは出るからね……実家の畑にも出る

「じゃあ、おれは車で下った先の観光客用の入り口のところで待ってるから。川さえ越えれば一本道だからわかるから」

山中、取り残されてしまいました。

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不安をごまかすダブルピース(背景で木がぐねぐねしてる)

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