比較研究その1:香り・食感・味

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海苔をちぎって…

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香りをかぐ、さっそく食べる!

池田:どれも一番摘み?
清水:一番摘みは3種類あります。
山田:香りも違いますね。
池田:おぉー違う
山口:香りはしないけど、これすっごい味するよ。この3種類(一番摘みを指して)と2種類違うね。触り心地も違うね。
山田:この分厚いのけっこう好きですね。味が濃いですね。
池田:んーーー(味わう)
山口:口の中ですごい味がする。そしてこの3種類の歯ごたえがすごくいい。

さっそくどれが好きか、感想を語り合う3人。

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次々と香りを嗅ぎ、口に含む

途中、6種類目として並べた味付け海苔を食べたい衝動に駆らたメンバーがいたが、焼き海苔ばかりを食べてくださいと頼み、食べ続けてもらう。

比較研究その2:海苔と味噌汁の組み合わせ

一通り食べ比べたところで、次に味噌汁との相性チェック。海苔の味が全面に出るよう、香りが少なめのきのこ(しめじとまいたけ)だけの味噌汁を準備した。運搬の都合上、用意できたのが各自一杯分だったので、口に海苔を入れてから味噌汁を飲む方法で比較。温められて立ち上る海苔の香りを比較することはできなかったが、味の比較はできた。

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池田さんの食べ比べ海苔。グラフにみえる。食べ進み度が早い海苔あり(撮影:池田さん)

池田:海苔のお味噌汁ってあんまり飲まない
山田:うん…うん…こっちの2種類は味噌汁にしても味噌に負けちゃいますね。
山口:口の中でへばりつくんだよね、こっちの2つ
池田:でもこっちの2つ、お味噌汁に入れた方が海苔のよさが出てる
山口:…味噌汁でも負けないね、これ(一番摘みのひとつ)
山田:うん。これ味噌汁ともすごい合う

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海苔の進み具合が一番早い山口さん(撮影:山口さん)

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山田さんの海苔グラフ。慎重派(撮影:山田さん)

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何かすごい発見をした池田さん「おぉ〜」

味噌汁との相性を一通り確認したあたりで、メモをとろうと山口さんから提案があり、今までの印象を急いでメモしだす3人。

比較研究その3:海苔とおにぎりの相性

次におにぎりとの相性チェック。最初に配った海苔が少なくなったので、おにぎり用の海苔を袋から5種類取り出した。4枚に折る感触が、パリパリ度が、今の今たべていた海苔とは明らかに違う!おにぎり用だけど急いでそのまま食べるメンバー。

山口:んーおいしー!(よろこびの表情)
池田:おいしー!(オクターブ上がった!)
山田:うまい!違う!(力強く)

同じ海苔でこんなに味が変わるんなんて。パリパリ具合もさっき食べたのと違いすぎる。さっきの海苔、袋から取り出してから30分も経ってないのに!

そして海苔をごはんに巻いて食べ比べる3人。

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黙々と食べてはメモする3人。

山田:スゲーっ!ごはんと一緒に食べると、海苔の香りがすごい引き立つ。
池田:うん。(何かに納得している)

山田:(一番摘みじゃない2種を指して)こっちはダメですね…おにぎりにしてもあんまり…
池田:え、でも寿司はねって書いてあるよ。寿司メシだったら合うんじゃない?

お米との相性比べのバリエーションとして、香りのするタイ米も登場。

山口:この分厚い海苔さ、すぐ湿気をすっちゃうんだ。食べるタイミングを気をつけないと。

清水:この海苔、すっごく軽いですね。フワァっとする。繊細。

山田:寿司はねも、寿司用に、味を消してるのかもしれないですね(という前向きな意見)

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時々発言、うんうん、とうなづく声とメモする音が響く。

山口:でも、海苔を楽しむっていうことがはじめてだから。すごいな。海苔に歯ごたえってのを意識したのはじめてかも。
池田:主役として扱ったのはじめてですね。一軍と二軍の差みたいになってますけど、食べ比べなければ(2種類も)おいしいですよ。
山口:おれ、いつも食べてる海苔こっち(一番摘みじゃない方を指して)。普段我々が認識している海苔。

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山口さんのメモ。厚みや色あいの比較も。パリパリ!ふだんののり?味深い。しゃきしゃき感。風味がよい。磯感がある。など

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池田さんのメモ。つよい。いちばんすき。ぱりぱり。かおりつよい。Max すごい。ぺにゃって。しばらくたってもおいしいなど。

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山田さんのメモ。こわいほどの香り。うまい!!そのまま食べると◎。 No.1。バランスは一番。など

会の最後に値段とパッケージを開封したタイミングを伝えた。あまり評判のよくなかった海苔は一番高い海苔の4分の1の値段だったし、最初に開封してから年をまたいだ海苔もあった。

山口:やっぱ海苔って新鮮な方がおいしいのかもね。作りたて、開けたて。だから家での取り扱いも気をつけないと。
山田:これなんて紫外線も防止する袋ですね。

こんなにもすぐ、味と歯ごたえ、食感が変化する海苔。品評会はどうやって実施されるんだろう…。「袋をあける係」とかも必要そう。すごいな海苔。鮮度が大事だということ、よくわかった。そして海苔の味も、相澤さんと牛嶋さんの海苔、もう1種類の一番摘みの海苔、どれも違って、合わせる食材との相性の善し悪しも違った。そのまま食べるのが一番評判がよかった海苔。タイ米の香りをも包み込んでしまう強い海苔…。海苔の楽しみ方が広がった。

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海苔が主役のランチタイムでした

【参考サイト】
アイザワ水産(相澤太さんのサイト)

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