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自然の力で育てられた「エコシュリンプ」が発売されます

エビフライにエビ天、エビグラタン、エビチリ…。子どもから大人まで大人気のエビですが、そのエビが環境破壊に関係していることをご存知でしょうか。そのような背景を受け、育成方法を改良した「エコシュリンプ」が登場しています。

APLAによれば、1980年代、世界中で増加するエビの需要を満たすために、アジアを中心に狭い池で“効率良く”大量のエビを育てる集約型の養殖池が広まったそうです。エビ養殖池の造成のために沿岸のマングローブ林の伐採が進み、そこに存在していた多様な生態系がどんどん破壊されてきました。

生態系の破壊だけではありません。2004年末に起こったスマトラ島沖地震では、大津波が沿岸地域を襲い、インドネシア・スマトラ島を中心に20万人以上の死者が出ました。しかしその後の調査・研究で、マングローブ林が残っていた地域は、津波の被害が最小限に済んだという例があったそうです。(村井吉敬著「エビと日本人Ⅱ―暮らしのなかのグローバル化」、岩波新書、2007)。マングローブ林は、沿岸の人びとを自然の脅威から守っていたのです。

そのような自然環境の破壊問題に加え、生産現場の労働状況についても考えてみる必要があります。わたしたちがエビを安く食べることができる裏側には、生産・加工の現場での環境破壊が存在しています。

グローバル経済、そして「大量生産・大量消費」のスタイルが生み出した弊害。それを断ち切るために、わたしたちができることは何なのでしょうか。エビを食べないことも一つの選択肢かもしれません。しかし、自然環境と調和した方法で養殖されたエビを食べることができたら、素敵ですよね。

そこでご紹介したいのがこのたびAPLAから期間限定で発売される「エコシュリンプ」です。これエビはミルクフィッシュという魚の養殖池で一緒に育てられます。養殖池に放流された稚エビは、人工飼料や抗生物質を一切与えられることなく、自然環境や多様な生物と共生して成長。水草が発酵して発生したプランクトンが餌となります。水の入れ換え時に海から流れ込んでくるほかのエビや魚、カニなどが一緒に棲み、活発に動きまわるミルクフィッシュが水中に酸素を補給するポンプの役割を果たしているそうです。

環境保全型の養殖に自信と誇りを持って取り組む生産者から届いたエコシュリンプ。のびのびと育成された、大自然の恵みを味わってみませんか。

詳細はこちら

エコシュリンプの産地や生産者の最新レポートは、株式会社オルター・トレード・ジャパンのホームページにてご覧いただけます。

<APLAについてはこちら>